会社勤めをしている方はもちろんのこと、自宅においても、なにかと椅子に腰掛けることが多いと思いますが、この椅子が、また問題なのです。

３〜５人家族だとしても、皆さんが同じ体格だとは限りません。どちらかというと、違うというご家庭が多いことと思います。ですが、食卓の椅子は同じでしょうから、誰かの体に合わせると、ほかの方々には合わないということになります。

それでなくとも、デザインが優先される時代ですから、機能という面では、いまひとつということも多いのではないでしょうか。往々にして、体に優しく機能的なものは、なんとなく見た目にピンとこないのも事実のようです。


自宅の椅子でさえそうなのですから、会社や学校、レストランや映画館など、長時間腰を下ろし続けなければいけないのに、体に合わない椅子は、いたるところに存在しています。体に合わない椅子は、坐り心地が良くないですから、余計に姿勢が悪くなりストレスの元にもなりかねません。


では、どうすればよいのか・・・



まずは、深く腰掛けることからはじめてください。
つぎに、太ももに体重がかかり過ぎないようにしてください。
そして、お尻と腰を安定させ、必要以上に背もたれに凭れ掛けないようにしましょう。
極めつけは、楽に腰掛け続けられる姿勢を見つけ出してください。

最後にもうひとつ。
同じ姿勢で固まってしまうことなく、時々、体勢を変え体を動かすことが、何よりも大切なことです。