とっぷ 上 杉 落無話 教 室 操 料




頸肩腕症候群 Ⅱ


腕の構造上、多くの方は腕の内側(屈筋)が緊張・収縮します。ですから
屈筋群を緩めてあげることが必要になりす。緩め方にはいくつか方法があ
るのですが、誰にでも簡単にできるのは、心地よい程に腕を使ってあげる
ことです。

ここで重要なことが三つあります。

一つ目は、
痛みを誘発したであろう動きとは違う動かし方をし       てあげると 言うこと。

二つ目は、
決して無理することなく、心地よさを味わいながら       行うこと。

三つ目は、
伸ばすイメージは一切持たず、緩めるイメージで        行ってください
       (イメージ=意識と言い換えることもできます)


もう一つ付け加えると、痛みが酷いときは、心地よさを味わうこともでき
ないかもしれません。そのような場合、無理することなく、専門家に相談
してください。





ここからは、どのように緩めるかを書いていきます。

まずは、簡単なところから。

痛い方の手首を逆の手で掴みます。

次に、掴んだ手首を内外に捻ってみてください。


いかがでしょうか? 内側へ捻った時と、外側とで違いはありませんでし
たか。その違いが、腕のバランスの崩れです。


捻って心地よいと感じた方へ捻りながら、肩関節に遊びを持たせる感じで、ゆったりと引いてみてください。

そのまま90秒、捻り続けるのです。

90秒経ったら、ゆっくりと手を離し、楽にしてください。



90秒と口にするのは簡単ですが、実際に行ってみると、意外と長いもの
です。途中で力んでしまったり、ムキになってしまうこともあるかもしれ
ませんが、色々と工夫して、自分に合った方法を見つけ出してください。

相当熟練した技術があれば別かもしれませんが、押したり、叩いたりしれ
も、筋肉は緩みません。ましてや、伸ばそうとしても緩むことはないので
す。

硬く縮んでしまった筋肉を緩めるためには、心地よく、その張り詰めてい
る筋肉を緩めてあげるのが一番なのです。

他にもやり方はありますので、順次書き込んでいきますが、体の扱い方を
文字で表現するのは非常に難しいものです。実際に、目の前で実演しても
、なかなかできないことも多いのですから、やむを得ないことなのでしょ
うが、このように書くことは、施術よりも疲れます。

なかなか伝わらないところもあるでしょうから、実際にやってみて、上手
くいかない場合には、些細なことでもかまいませんので連絡ください。間
違って行っても、改善は難しいですからね。





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