とっぷ 上 杉 落無話 教 室 操 料





ユラリユラリと



整体的に正しく立つって、結構難しいですが、正しい立ち方ができた方は、全身の力が程よく抜けていますでしょうか。頸・肩・肩甲骨・腕・手首・体幹・骨盤・膝・足首など、色々なところを動かしてみてください。それぞれが最も緩んで、楽に感じるところを探し出してください。
探すといっても、あまり真剣にはならないでくださいよ。意識を集中しすぎたり、考えてしまうと体は硬くなり、せっかくの姿勢が崩れかねません。腕と脚はユラユラと揺れているくらいが良いと思います。

準備が整ったら、左右の足に体重を載せ替えてみてください。

ユラユラユラユラと左右の軸を感じてください。体の中心を通る正中線と左右の足の上を通る、計三本の軸を感じることができれば準備は完璧です。この動作を行うときにも脱力を意識してください。また,左右に踏みかえるときに、身体が傾かないようにすることが大切です。体の正中線を左右の軸に重ねるように平行移動させることを考えてください。

体が堅くなっていると、踏み変えがスムーズにできないこともあります。そういう方は、まず、体を柔軟にすることから始めましょう。



体を柔軟にする運動をいくつかご紹介しましょう


体の側面からはじめます


立ったままの状態で、右足の軸に重心を乗せながら右手を高く上げてください。無理をしない範囲でかまいませんが、天井に届かせるような気持ちで、できるだけ指先を伸ばすようにしてください。体を伸ばしながら、息を吐いてゆき、吐ききったら、体を元に戻してください。
次に左足の軸に乗りながら、左手を右と同じように上げていきます。できる範囲でかまいませんので、手を上げるときには、息を吐きながら、ゆっくりと三回ずつ行ってください。

終わりましたら、できる方は正座をし、できない方は、椅子に腰掛けてください。ゆっくりと息を吸いながら、体を反らせてみましょう。これも無理は禁物です。痛くなったりしない範囲で、ゆっくりと行ってください。反らせた体を戻したら、今度は、息を吐きながら、丸めてみましょう。こたつで丸くなるイメージです。この動作も、三回ずつ行ってください。


次は、捻りです

これも、できたら正座で行って頂きたいと思うのですが、無理なようでしたら、椅子でもかまいません。両手を頭の後ろに添えて、両肘を開いた状態で体を左右に捻ってください。息を吐きながら、三回ずつ、ゆっくりとお願い致します。

さぁ、できたら立ち上がり、もう一度、姿勢良く立ってください。

しっかりと立ち、軸を意識しながら、正中線を左右の軸に合わせるように体をユラユラ動かしてゆきましょう。

どうでしょうか、先ほどよりも、体は自由に動いていますか。
まだできていないという方は、焦らずに次回に期待しましょう。いつかはできるようになるはずです。焦らず、騒がず、じっくりと、ゆったりした気持ちで取り組んでいきませんか。




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