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膝の痛み



膝の痛みは和らぎます。
まずそのことを忘れないでください。


二本脚で歩く人間に多く見られる症状に「膝関節痛」もあげられます。痛みの度合いは様々ですが、痛くてとても正座できない人から、階段の昇り降りがつらい、坐る瞬間、立ちあがる瞬間に激痛が走る、などの症状を訴える方がいらっしゃいます。

中・高年のひざ痛の原因でもっとも多いとされるのは、一般に病院等で「変形性膝関節症」といわれる症状ですです。

40歳以上の人の5人に1人は、この変形性膝関節症になるといわれているほど、多くの方々が苦しんでいる症状のひとつです。特に女性は男性の10倍以上の方が膝の不調を訴えられているのが現状です。膝に水がたまるという症状を示す人もおられます。

長年使っているうちに膝の組織が弱ったり、足首や膝関節のズレや歪み、変形が生じることによって、膝に痛みを訴えるようになることもありますが、腰などの筋肉が硬くなることにより、骨盤に歪みが生じ、その結果、神経や筋肉が引っぱられることにより、膝関節にズレや歪みなどを起こすことも考えられます。
一口に膝痛といっても、原因は様々なのです。

膝の骨と骨との間にあってクッションの役目をしている軟骨部分も、ズレたり、変形・摩耗し、動かすたびに痛みが走ることにもつながります。
こうして、立ったり坐ったりする時の痛みであったり、階段の昇り降りの辛さや、正座ができないなどの症状となってくるわけです。


あなたは、どれくらい歩けますか?

1)1時間以上歩いても平気で歩き続けられる
2)歩くのは多少辛いこともあるが、休みながらであれば問題ない
3)休みながらでも、街で買い物などをした後は、痛みが残ることがある
4)30分も続けて歩けないし、痛みは何日も抜けない。膝を保護するサポーターが手放せない


1の人は問題ないでしょう。無理せずに、歩き続けてください。

2や3にあてはまるようであれば、注意が必要です。できる範囲で構いませんので、歩いたり、膝を鍛えるようにしてみましょう。体をいたわることも忘れないでください。

4だと思われた方は、専門家に相談してみてはいかがですか。体のバランスも崩れているかもしれません。無理せず、一人悩まないことが大切です。



次に、膝の症状からみてみましょう

・正座ができない
・左右の膝の形がちがう
・膝がガクガクして、いつも不安定
・膝をまっすぐに伸ばすことができない
・お皿が外側にずれるような感じがする
・膝を曲げたり伸ばしたりするとき、音がする
・まっすぐに立っても膝と膝のあいだが開いている
・正座が苦痛になった。立ち上がるときに痛みを感じることがある
・膝を曲げるとお皿の上が張った感じや、腫れているような感じがする
・階段を降りるときにカクンと力が抜けるように膝が折れることがある
・運動のし始めに痛みがあるが、続けているうちに痛みがなくなる場合が多い



自覚症状としては、初期段階で膝周辺のこわばり感が現れますが、動作を開始するときに疼痛を感じることが多いようです。
膝痛の特徴は、運動時痛です。初期の頃には痛みの部位がはっきりとしないことが多いようですが、膝周囲の筋肉のこわばりや膝窩部、膝前面部の漠然とした不快感等を感じることが多いようです。一般に症状の進行に伴って痛みの部位は次第にハッキリしてくることが多いようです。階段の登り下り・とくに下りるときに関節の痛みを感じたりもします。疼痛は出現してもそのまま続くことなく、無症状となることが少なくありません。
軽減増悪をくり返し、進行すると、安静時にも疼痛を感じるようになります。

現状どの程度なのか、施術を受ける前にご自分で確認しておくことを、お勧めいたします。


最後に、痛みの確認をしてください

膝痛の場合、初めはちょっとした動作で痛みが始まり
階段の昇り降りで痛い
痛くて正座ができない
坐るときや立つ瞬間に痛みが走る

など、変化があることでしょう。

どのような症状の時でも同じですが、施術を受ける前の状態を知っておくことは重要です。
施術後、または翌日以降、受ける前との違いを判断するには、術前の状態を把握していなければ、判断の基準がありません。整体院等へ行く前に、動かせられる範囲で、確認しておいてください。




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