とっぷ 上 杉 落無話 教 室 操 料




難しい脱力



体の力を抜くのは、とっても難しいことです。

スポーツの世界でも、伝統文化、芸術、音楽の世界でも、上達には体の力を抜くことから始まります。脱力は、人間にとって永遠のテーマでもあるのです。


上手く力が抜けないかというと、理由があります。

それは、

姿勢が良くないから

筋肉のバランスが良くないから

骨格に歪みがあるから

筋膜の歪みがあるから

ストレスが溜まっているから

疲れが溜まっているから

緊張しているから

呼吸が浅いから


血行が悪いから

などです。

もう一つ加えておくと、
何でも頭で考えすぎるから、というのもあります。

特に、最近は力を抜くことが苦手だという人が増えてきているようです。多くの不調を抱えている方と話していると、「力の抜き方がわからない」というのですね。近頃では、小学生でも力の抜き方がわからない子供が増えてきています。



誰でも、習い事やスポーツの場で、「力を抜いて」といわれたことがあることでしょう。

どんなことでも、初めのうちは緊張して、肩だけでなく全身に力が入ってしまうものです。それが、慣れてくると力が抜けて、物事が上手にできてくることを実感できます。頭で考えずに体が動いてくると、余計な力を使わなくても良くなるわけです。


ストレスや疲労が溜まってくると、呼吸が浅くなりがちです

これは姿勢の悪さにもつながるのですが、猫背気味になってきたり、肩が前に出てきたり、骨盤が後傾してきたりといった具合に、体幹が丸まる方へ方へと歪んできます。そうなってくると、何をするにしても余計な力が加わり、様々な不調がでてきます。


骨格の歪みがあると、痛みが伴います

関節の歪みといってもよいのですが、わかりやすいところでいうと足首にあたる距骨の歪みであったり、手首でいうところの橈骨と尺骨のバランスなどがわかりやすいのですが、距骨でいいますと、捻挫の後遺症であったり、靴や歩き方の影響で、変位することが多いのです。距骨がずれると、足首の稼働域が狭くなるだけでなく、外反母趾や扁平足の原因になったり、膝痛や股関節痛、腰痛といった下半身のトラブルにとどまらず、全身に影響が及びます。
そこまでではなくても、ちょっとした違和感があるだけで、余計な力が抜けなくなり、いろいろと影響がでてくるのです。


それらの影響で余計な力を使っていると、だんだんと力を抜けない体になっていってしまうのです。


人は、歩いたり走ったりといった基本的な動作以外にも、文字を書いたり、料理をしたり、掃除や車の運転といった様々な動きをしていますが、どのような動きであっても、身体的機能をしっかりと使っていれば、それほど無理はないのですが、姿勢が悪かったり、急いでいたりと、様々な制約の中で行動していることがほとんどです。体に合っていない靴を履いていたり、服を着ていることも、影響します。怪我をしていたり、視力が低下していることも関係してきます。上げていくときりがないほど、体に負担のかかる原因は多いのです。一日や二日であれば、休養を取ったり、リフレッシュすることで回復できることもあるでしょうが、毎日、同じような生活が続いている間に、簡単には回復できない状態にまで進行してしまった結果が、不調となって現れるわけです。

そこまでいってしまうと、簡単には快適な体に戻ることはできませんし、痛みや不快といった症状に悩まされてしまうことになります。

そして、ますます力の抜けない体になり、慢性的な不調を抱え込んでしまうというスパイラルから抜け出せなくなってしまいます。



脱力できなくなった人が力を抜くためにはテクニックが必要になります。

その方法が、ゆる軽操体なのです。

ゆる軽操体では、呼吸法から、イメージ・トレーニングを経て、体を弛め、整えていくプロセスの中で、自然と体から余計な力が抜けていくのを実感して頂きます。

余計な体の力が抜けないという方は、一度お試しください。

試してみたいという方は、こちらのページをご覧ください。





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