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現代の憂鬱・・・パソコン症


お客様との話の中で、どうしても避けて通れないのが仕事の話なのですが、昨日お越しになったお客様も、出社から退社まで、ほぼパソコンの前に坐りっぱなしだというではありませんか。さらには、生活の中で歩くことがほとんどないというのです。そのせいなのでしょう、脚の筋肉は硬くなり、関節の可動域も狭くなっていました。そこまでではなくとも、一日の大半をパソコンの前で過ごすといわれる方も多いことでしょう。
こう書いている私もパソコンの前に坐り、これを書いているわけですが、気がつくと夜中になっていることも少なくはなく、皆さんには、「長時間パソコンの前に座り続けないように」と提案している身ではありながらも、「言うは安し、行うは難し」を実感いたしております。


パソコンを使うとなぜ疲れる(不調になる)のでしょうか。

パソコンを使って起こる疲労の原因には、次のようなものが考えられます。

椅子に坐ったままで姿勢が固まってしまうことによる筋肉疲労。

思考や判断や、単調な入力作業の連続による精神的な疲労。

キーボード作業を中心に頻繁に手指や腕を使うことによる手や腕の疲労。

ディスプレイに表示された文字を見続けること、不適切な明るさやディスプレイへの映り込み、極端に明るいものを見続ける事による目の疲労。



などが挙げられますが、これらは、パソコンを使う上で避けては通れない問題です。


では、疲労を軽くするためにはどのようのすればよいのでしょうか。

疲労は、パソコンを続けて使う時間や、置く場所などを工夫することで、多少は軽減することができます。


同じ姿勢を長く続けないため、また、ディスプレイの文字を長時間見続けないようにするため、適度に休息をはさむことが何よりも重要です(これが、一番難しいのですが)。仕事場などでは無理だとしても、プライベートの時などには、やってやれないことはないのではないでしょうか。

休憩の目安としては、二十分以内といいたいところではありますが、連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の作業までの間5分~10分程度の休止時間を設ける(リラックスして遠くの景色を眺めたり、作業中動かすことのなかった身体の各部分を動かすなどの運動を行うとよいでしょう)。できることなら歩くことなどがお勧めです。

そんなことは無理だという声が聞こえてきますが、連続作業中でも、ちょっとした区切りを見つけて、深呼吸のような小休止をするのも目を休めたり、筋肉を緩めることにつながるかもしれません。

モニターを見続けたり、キーを打ち続けている人は、できるだけモニターを見つめる時間やキー操作を続ける時間が短くなるように、パソコン操作以外の作業を組み込むようにし、体の使い方が偏らない工夫を考えてみてはいかがでしょうか。



ストレッチも効果的です

長時間パソコンを使う前や、使った後には、ストレッチなど軽い運動等を行うのも効果的です。こわばった筋肉がほぐれるだけでなく、精神的にも、一区切りついたというような切り替えができることでしょう。

休憩がとれるようなときには、背筋や腕を伸ばしたり、首を動かすなど、血流を促すようにし、。時間あれば椅子から立ち上がり、歩いたり、新鮮な空気を体に取り込めると最高です。


ストレッチ運動は、

不自然な姿勢では行わない

痛みを伴うほどの動きをしない

勢いをつけずにゆっくりと筋肉を意識して行う


といったことに注意してください。
詳しい方法はストレッチのページをどうぞ。


短時間しか休めないときは、キーボードやマウスから手を離し、身体の両脇にたらして手を休める。と、いったところでしょうか。

ほかにも、自分なりのリラックス法を持っている方もおられるでしょうが、無理のない範囲でパソコンと向き合うようにしてください。



ここでもう少し、パソコンを使う場合の注意点を書いておきます

ノートパソコンを使う場合

ノートパソコンは、外付け周辺機器が多くなりがちです。 また、ディスプレイとキーボードが一体化されているので、姿勢が制限されやすく、視距離が近くなりがちですから、次のような点に注意して使用するように心がれるとよいのではないでしょうか。

操作するときには、周辺機器を置くスペースを十分に確保する。

姿勢を正し、ディスプレイと目の距離を40cm以上離すように心がける。

必要に応じて、マウスや外付けキーボードを接続して利用する(私はそうしています)。

長時間同じ姿勢を続けないため、前後・左右にノートパソコンを動かせる程度の余裕を持たせる。

キーボードが好みの角度になるように調節し(脚がない場合は本などを使用するとよい)、キーボードの手前に手首を休ませるパームレスト、アームレストの空間を確保する。

といったように、比較的自由な空間でsだぎょうのできるノートブックですが、その反面、無理な環境で作業する場合も多くなりがちですので、十分に注意してください。



デスクトップの方でも、


足を組んで作業をする。

気がつくと背中が丸まっている。

床に脚をつけると踵が浮いてしまう。

マウスを動かす場所が狭く、窮屈。

マウスが自分の手に合わない気がする。

ディスプレイの高さが低い。または高い。

机上は書類などが多く、作業スペースが狭い。

いつのまにか顔をディスプレイに近づけている。

イスと机の高さが自分には合わない気がする。

キーボードとディスプレイの位置は体の正面にはない。

キーボードをしっかり見ていないとキー操作ができない。

机の下が物置になっている(書類箱やカバンなどが置いてある)。

ディスプレイに対して体が斜め方向に向いている。または体を捻っている。

キーボードを打つとき、腕がキーボードの位置よりも下がる、または上がる。

などのようなことには注意が必要です。


パソコンに向かっているとき、上記の内ひとつ以上に当てはまる方は多いと思いますが、ひとつずつ解消して、より体に負担のない環境と姿勢を獲得できるようにしてください。


こう書いている今でも、私の姿勢を客観的にみてみると、酷いことになっていました・・・。皆さんは注意してください。





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