とっぷ 上 杉 落無話 教 室 操 料





食事のこと



と、言うよりも「食べるということ」の方があっているかもしれませんが、背中や腰が痛いという症状がある方々で、胃や腸に問題がある方が多いのもよくあることです。特に、朝起きたときなどに背中が痛いという方が多くいらっしゃいます。実際、背中に触れてみると、カチンカチンに張っている場合があるのです。その場所をゆっくりほぐしていくと、腰も楽になり、お腹の張りも消えている。不思議そうにお腹を押さえているお客様は、「なんだったんですか?」と、首を傾げているのです。
「胃の疲れですね」と、答えると、「胃ですか?」と、まだ半信半疑。同じように、便秘でも腰が痛くなることがあります。これは、神経系の影響もあるようですが、話し始めると長くなるので、また、次の機会にとっておきます。


話しを戻しますと、胃の疲れは、何も暴飲暴食だけが原因ではありません。

特に、夏の時期などは食欲もなく、大して食べていないのに胃に不快感を感じる方も多いことでしょう。究極は断食が良いのでしょうが、断食などというものは、誰でも彼でも簡単にできるものではありません。


ただ、巷で言われているプチ断食なら、手軽にできます。

一食抜いたり、二食抜いたくらいで、人間は死にません。それどころか、翌日の胃は軽くなり、体も軽く感じることでしょう。
何が何でも、三食食べなければいけないというルールは、いったい誰が決めたのでしょうか。お腹もすいていないのに、お昼だからといって食べる。更には、満腹なのにお菓子にまでも手をのばす。翌朝は、背中が張って気持ちも悪い。そんな経験をしている方は、一人や二人ではないはずです。



腹八分目とよく言われますが、成長期の子供は腹一杯食べても問題ないのかもしれません。そして、八分目まで食べて良いのは、二十代、もしくは三十代前半までではないでしょうか。四十代にはいると七分目六十代では、六分目を目安にした方が良いという話しもあります。それでも、甘いものや刺激の強いものは、控えた方が良いようです。

最近、よくキレるという言葉を耳にしますが、キレるという行為は砂糖の取り過ぎによる結果だという話しも聞こえてきます。その上、
砂糖は体を冷やす効果が抜群だというのですから、冷え性の方は、注意することに越したことはないでしょう。

このところ、よく雑誌などでも話題になっておりますが、マクロビオテックとか食養というのをご存じの方も多いと思います。私の知人にも、その道のプロや実践者が多く、話しを聞く機会があるのですが、聞いていると、とても参考になることが多いです。これもまた、書き始めると本一冊分になってしまいますので、興味のある方は、ネットで検索してみたり、本を読んでみてください。追々、私もこちらで書いていこうとは思っておりますが、プロの書いたものの方が、正確でわかりやすいと思います。私は、整体師の目線で書いていきます。
でも、この食養の考えは、とても良いですよ。その世界にドップリとつかり、脇目も触れずに、というと取っつきにくいかもしれませんが、はじめは、「なんちゃって食養」や「なんちゃってマクロビ」でかまわないと思います。その道の方も頑張らないで気楽に考えた方が良いと言っていました。

皆さんも胃腸に優しく、プチ食養・プチ断食を試してみませんか。

 なにかが、見えてくるかもしれません。




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